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コロナ感染症の現在

皆様こんにちは!2月になって、お正月気分は抜けたでしょうか??

そして、もう聞き飽きた話題ですが、再びコロナが猛威を振るっています。現在流行っているのはオミクロン株と言われるもので、感染力は高いものの重症化する率は低いと言われていました。そのため・・・

それなら早めに感染して免疫を付けちゃえばいいじゃん!

などと言われていましたが、これは大きな間違いです。オミクロン株も重症化することはありますし、後遺症が出る場合もあります。感染者は増える一方でまだまだピークアウト(現象方向に変わる事)は見えません。

それでは本日は現在コロナの治療やワクチン情報などについて書いていきますね。

先ずはワクチン情報。
3回目のワクチンが始まっていますね。今まで2回行われてきたので3回目は大した混乱もなく進められております。開業医の方にも潤沢にワクチンが出回っており、初回の時のように接種できる医院を探し回るようなワクチン難民は見られません。ワクチン接種券が届いた方は速やかに接種するようにしてください。

そして、接種を受ける方々の中には1・2回目で副反応が出たために3回目の接種を受けない方もいると聞きました。確かに副反応がきつくて寝込んでしまった方もいるでしょうが、3回目のワクチンは2回目のワクチンに比べて副反応が軽いという報告もあります。前にもこのコラムで説明したことがありますが、リスク・ベネフィットという言葉があります。ワクチン接種で起きる副反応とワクチンを接種しないでコロナに感染して起きる症状を比較した場合、はるかに後者の方が怖いのではないのでしょうか?そしてワクチン接種をしないと他人にうつしてしまう恐れがあります。アレルギーの関係などで受けられない方・ワクチンは絶対に接種しない!と言う方に強制するつもりはありませんが、どうしようか迷っているような方は接種することをオススメ致します。3回目接種も1・2回目同様、医師がちゃんと問診をして、接種後も急激な副反応が出ないかどうか観察も行われております。まさかの時の対応も用意できていますので安心して接種してください。


次に治療薬。
コロナ感染症に使われる薬は注射と内服薬があります。注射に関しては入院でつかわれますので、今回は内服薬の話題です。
コロナ感染症が出始めたころ、膵炎の治療薬がコロナに効くと言う噂が流れてそのお薬が一時品薄状態になったりしましたが、現在ではそのようなことが無くなりました。
ちなみに現在日本で使われているコロナウィルスの増殖を抑える内服薬は一種類だけでアメリカの製薬メーカーのメルク社がモルヌピラビル(商品名:ラゲブリオ)と言うお薬になります。このお薬はコロナ感染症の軽症から中等症に使われるお薬です。そして、今月中にはファイザー社からニルマトレルビル/リトナビル(商品名:パキロビッド)が承認される予定です。日本国内でも塩野義製薬さんがコロナウィルスを減らす内服薬が開発中です。塩野義製薬さんは感染症のお薬には強く、抗生物質やインフルエンザ治療薬なども販売していますので期待できます。開発段階では内服によってコロナウィルスを6~8割低減させたという報告があります。この薬が承認されれば3月中には100万人分の製造ができる予定なので、今までのお薬と合わせれば不足するようなことはないと思われます。


ただし、これでコロナ感染症が終わるわけではありません!まあ、絶対収束しないというわけではありませんが、コロナは再び変異してくる可能性が大きいです。ワクチンや治療薬ができたからと言って浮かれたりせずに、うがいや手洗い、ソーシャルディスタンスを保つなど皆さんができる予防方法を励行してください。

それでは本日はここまで!どうぞお大事に!!

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