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トップページ  > コラム  > もうすぐ新年度(^―^)

もうすぐ新年度(^―^)

皆様こんにちは!
さてと、いよいよ年度末。新年度を迎えるにあたって、皆様も生活様式が様変わりする方もいらっしゃると思います。そして私たち薬局もいろいろと新年度から様変わりするために、現在忙しくなっております。

え?薬局の何が忙しいの??別に新年度になったからと言って、患者さんが急激に増減することなんてないでしょ???

なんて考えられた読者の方々。いえいえ、今の時期、ほとんどの薬局は通常業務以外の業務にも追われています。どういうことかと言うと・・・


薬価と薬機法の改正


があるからなんです。?????と言う表情を浮かべている方々、これから説明していきますね(∩.∩)
先ず、薬価と言うのは皆様が処方箋を通してもらうお薬の値段です。薬価はお薬の種類によって、錠剤なら1錠〇〇円、貼り薬なら1枚〇〇円、塗り薬なら1g〇〇円と決まっています。
次に薬機法。これは通称で、正式には・・・

医薬品、医療機器等の品質、有効性及び安全性の確保等に関する法律

と言います。どういうものかを細かく説明していくと、このコラム数十回分くらい必要になるので、簡単に言うと・・・
お薬(医薬部外品、化粧品なども含まれる)や医療機器などに携わる人や会社などのすべてが守らなければならない法律
となります。
ですので、これを守らない薬局やメーカーはペナルティがあり、最悪の場合廃業に追い込まれることもあり得ます。この薬機法、4月から改正されるので我々薬剤師は法律違反にならないように勉強の真っ最中なんです。:゜(;´∩`;)゜:。

それでは、ちょっとした例を挙げてみますね。例えばいつも来ている患者さんとの会話でこういった場合はどうなるでしょう?

薬剤師(以下薬)「・・・・・です。それではいつもの血圧のお薬続けてくださいね。今日は3410円になります。」
患者(以下患)「それでは3千と4百・・・あら、細かいの無くて万券しかあらへんわ!」
薬「あ、おつりはあるから万券でも大丈夫ですよ!」
患「兄さん、ケチやわぁ~!この薬局もう10年以上利用してるのに!!10円くらい負けといてぇ~な!!!」

まあ、八百屋さんや魚屋さんなんかでよくみられる光景ですよね(笑)それでは薬局ではどうでしょうか?
この患者さんは10年以上薬局を利用してくださっている方ですし、値引き額は3410円から3400円とたったの10円!このくらいならおまけしてあげても・・・とはなりません。保険で処方された医薬品の金額は、法律で決められていて、値引きとかは一切認められません。言うまでもありませんが、値上げも同様です。(ちなみに市販のお薬は値段を変えることができます)

少々お話が脱線してしまいました(A;´・ω・)フキフキ

それでは4月からどうなるでしょうか?
えーっと・・・皆様は、特に変わりません。強いて言えば3月よりお薬の値段が下がる人が多くなるくらいです。
冒頭の部分で薬価の改正があると書きましたよね?
薬価と言うのはお薬が発売されたときに、国がその値段を決めます。値段の決め方は、発売されたお薬の有用性や同じような効果のお薬との比較などから決められます。その後薬価は下がっていくことが殆どです。これもなぜ下がるのかを簡単に説明しておきますね。
例えば、新発売されたA錠の薬価が1錠100円だったとします。そしてそのA錠は、薬局や病院に90円で販売されたとします。薬局や病院は先ほども言ったように、その100円の薬価を値引きしたり高く売ったりするのは禁止されてますので90円で仕入れて100円で患者さんに販売します。この時10円の儲けが出ますが、これを薬価差益と言って、薬局や病院の儲け分となります。ただし、そのお薬が途中で使われなくなったりした場合のデッドストックは薬局や病院が被害を被るのでなかなかシビアで薬価差益だけで儲けるのは無理です( ノД`)シクシク…
そして、A錠の販売価格は国が調査をしていきます。90円で売られているとなると薬価改正の時に・・・

「へー!A錠って90円で売っても大丈夫なんだ!!じゃあ次回の薬価は95円でもいいよね!!!」

となります。すると、薬局や病院はA錠の儲けが5円になっちゃいますよね?そうなると、A錠では儲けが少ないから他のお薬に変えられてしまう恐れが出てきます。そこで、A錠の販売価格を85円に値下げします。すると次の薬価改正では・・・

「へー!A錠って85円で売っても大丈夫なんだ!!じゃあ次回の薬価は90円でもいいよね!!!」

まあ、ザックリとした説明ですが、こうやって薬価は次第に引き下げられていきます。
またジェネリック品の場合は、薬価のスタート地点が低く、A錠のジェネリック品なら、最初の薬価はA錠の40%~50%に設定されます。ジェネリック品が出るころにはA錠の薬価も100円から下がっていますので、ジェネリック品の薬価は20円くらいになっていても珍しい事ではありません。
ですので、皆様が服用しているお薬も安くなっていきます。

また、法律の変更などもかなりシビアです。
皆様はお薬手帳を使ってますよね?現在の法律ではお薬手帳を持参いただくとお値段が少し安くなります。(一部変わらない方もいますが、高くなることはありません)
しかし、以前の法律ではお薬手帳を持参するとお値段が少し高くなるという現在とは全く逆でした。
今回の法改正については詳しくは出ておりませんが、今までと同じという事はあり得ません。

そ・こ・で・・・皆様にお願いです!

3月月末、4月月初はかなりバタバタしてしまうために、お待たせする時間が増えてしまう可能性が高いです(;^_^A
薬剤師・事務員ともども一生懸命やっておりますので、どうかあまり薬局をせかさないようにしてください。
お薬は余裕をもって取りに来るようにしてください。

それでは今日はここまで((´∀`))

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