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血圧を下げよう~お薬編~

皆様こんにちは。だいぶ寒くなってきましたね!
インフルエンザの予防接種はお済ですか?今年はインフルエンザの流行も例年に比べて早いようです、なるべく早めに接種を受けてくださいね。

さて、それでは今回は『血圧を下げよう~お薬編~』です(^_^)

え?本当にそのお話??

はい、確か先月のコラムの文末でそう言ったはずですが???

だって前の時には、そう言って何ヶ月も放置したじゃんヽ(`⌒´メ)ノ

と言った皆様。えっと・・・前にも言いましたが、筆者はあまりにもいい加減なのです(;^_^A
そしてその上、筆者はYDKですがYDKなんです。え?YDKの意味??それは・・・

Y・・・やれば
D・・・できる
K・・・子

ですが、

Y・・・やらないから
D・・・できない
K・・・クズ

なのです(・∀・)ニヤニヤ。まあオフザケはこのくらいにして血圧のお薬に戻りますね。

それでは、こんな事を聞いたことはないですか?

血圧のお薬を飲み始めたら一生飲み続けなくてはならない!

これに関してですが、ハッキリ言うと間違いです。
中には血圧のお薬を飲み始めても、お薬が中止になる方もいらっしゃいます。例としては、暴飲暴食を繰り返して肥満な方。喫煙者など生活に問題がある方が生活を考えて、ダイエット・禁煙などをしたことによって、血圧が下がり、お薬が中止になる場合もありますし、定年退職を迎えられた方がお仕事のストレスが無くなり、血圧が下がり、お薬が中止になる場合もあります。
ただし、コラムで何度か言いましたが血管と言うのはゴムホースみたいなものなんです。そして人間は悲しいことに老化します。ゴムホースが年が経つにつれて劣化していくように、血管も劣化していきます。ですからその場合、お薬はずっと続けていかなくてはなりません。
ですから、飲み始めたら一生飲み続けなければならない!のではなく、『血圧が高くなってお薬が必要となった場合、もう元に戻らない確率が高い』という事になります。ですから、お薬を飲み始めたらずっと続けなくてはならないと思ってお薬を拒否するのは大変危険です。

それではこれから血圧のお薬にどんなものがあるか紹介していきますね。血圧を下げるお薬はものすごい数があり、どんな優秀な薬剤師でも全てを網羅するのは不可能かと思います(;^_^Aそれでは主だったお薬を挙げて簡単に説明していきます。

・利尿剤
身体の中に水分が増えると、血液の量も増えます。血液量が増えると血圧が上がります。この利尿剤は身体の中の余分な水分を尿として排出させて血圧を下げます。
このお薬を服用すると、当然ですがトイレが近くなります。また痛風を起こしやすくなる場合もあります。

・交感神経遮断薬
ちょっと専門的になりますが、人間の体の中には交感神経と言う神経が存在します。この交感神経はα(アルファ)とβ(ベータ)の2種類があり、αは主に血管にβは主に心臓に存在します。αが興奮すると血管が収縮し、βが興奮すると心臓の働きが強まり血圧を上げてしまいます。交感神経遮断薬はこの興奮を抑えることによって血圧を下げます。
また、このα遮断薬は前立せん肥大症を抑える働きがあります。β遮断薬は血圧を下げる働きがありますが、喘息を悪化させる事もありますので注意が必要です。

・Ca(カルシウム)拮抗剤
カルシウムイオンが血管の細胞に入ると血管が収縮して血圧が上がってしまいます。Ca拮抗剤はこれを阻止して、血管が収縮しないようにします。
このお薬は、血圧を下げる他、不整脈や心筋梗塞の予防などにも使われます。
ちなみに、このお薬を使ったからと言ってカルシウムが骨に吸収されず、骨粗鬆症になったりすることはありませんし、カルシウムを摂ったからと言って血圧が上がったりすることはございませんので誤解しないように!カルシウムはしっかり摂取してくださいヽ(*^^*)ノ

・ACE阻害剤
身体の中では血圧を上げるための物質が作られます。ACE阻害剤はその物質ができるのを妨げて血圧が上がるのを防ぎます。
非常によくできたお薬ですが、空咳が出やすいといった副作用があります。血圧のお薬を飲んでいる方で風邪をひいているわけでもないのに、空咳が続く人は医師や薬剤師にご相談ください。

・ARB
今ある血圧を下げるお薬の中で、最も新しいタイプのお薬です。
前出のACE阻害剤は血圧を上げる物質を作るのを妨げますが、ARBはその血圧を上げる物質の働きを妨げて血圧を上げないようにします。
他のお薬に比べると効き方がマイルドで副作用が少ないので、よく使われています。
他のお薬と組み合わせても良く、ARB+利尿剤、ARB+Ca拮抗剤の合剤もあります。

以上が、ポピュラーな血圧のお薬です。血圧のお薬を飲まれている方は、自分がどのお薬を服用されているか薬局で尋ねても良いかと思います。

最後に血圧のお薬は勝手にやめたり、頻繁に忘れたりすると血圧が乱高下して血管にダメージを与えて危険です。どうかお薬は忘れずにヾ(=^▽^=)ノ

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