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減塩のお話

さて、本日は減塩のお話。
特に血圧が高い方は、医師より減塩を言い渡されていると思います。塩分が高いと血圧が上がるだけでなく、動脈硬化・脳卒中・心筋梗塞・腎機能障害・ガンなどのリスクが高まります。

それでは、実際に塩分をどのくらいにしたら良いか?それに関して書いていきますね。

先ず、日本人の1日の平均塩分摂取量は・・・
男性、11,1g  女性、9,4g です。
これに対して、厚生労働省が推奨する1日の塩分摂取量は・・・
男性、8g 女性7g となります。
これだけでも、現時点でかなり塩分がオーバーしているのが分かると思います。
それだけではなく、日本高血圧学会では・・・
6g以下
WHO(世界保健機関)では・・・
5g以下
を推奨しています!

実際のところ日本人は塩分摂取が多いです。それは和食に原因があるといっても過言ではありません。
和食は海外ではヘルシーと言われ評判です。確かに和食はヘルシーなのですが、唯一のデメリットとして塩分が高いことが挙げられます。
和食でよく使われる代表的な料理。みそ汁・漬物・干物などは塩分が高いですし、調味料の味噌・醤油も塩分が高いです。
それだけではありません。和食の他、ラーメンやファーストフードなども塩分が高く注意が必要です!

それでは実際減塩するにはどうしたらいいでしょうか?それではそれを思いつくまま上げていきますね。

1、汁物の汁は飲まない
 先ほども言ったように、お味噌汁やラーメンは塩分が非常に高く、お味噌汁は1杯で1,5gの塩分。ラーメンに至っては、5g以上の塩分が含まれています。スープを残すことによって、かなりの減塩になります。
2、減塩食品を利用しよう
 最近では健康志向が高くなっており、醤油は減塩醤油がありますし、他にもたくさんの減塩食品があります(ツナ缶にも減塩とかがあります)。食材を買いに行ったときはいろいろ探してみてください。減塩の食品は多少割高ですが、健康を害して病院に受診することを考えれば安い物です(笑)
3、できるだけ手作りの料理を!
 健康志向が高くなって、減塩のお惣菜も増えてはいますが、やはり割高になってしまうのと保存性を高めるために塩分が高い物も多いです。その点、手作りならば自分で調節が効きます。

ここで・・・
えー!自分で減塩料理なんてどうやっていいかわからない!!しかも減塩は味が薄くてまずいし!!!
と言う方のために、いくつかそのコツを紹介しますね((´∀`))

ⅰ、出汁を効かせた料理を
 出汁を効かせることにより料理の味が引き立ち、塩分が薄くても料理がおいしくなります。鰹節や昆布などを使って減塩を心がけてください。また、普段使う醤油に出汁を足しておくと、おいしい減塩醤油になります。ただし、くれぐれも使い過ぎにはご注意ください!
ⅱ、香辛料や薬味を利用しよう
 出汁以外に香辛料や薬味によって料理がおいしくなります。そして香辛料や薬味は塩分がないばかりか、発汗を促して、体内の塩分を輩出する働きも期待できます。

ここで・・・
えー!私は男だし料理なんてやらねーよ!!
なんて時代錯誤なことを言っている男性諸君!
まあ、これを機に料理を習ってください(笑)と言いたいところですが、料理をしなくても減塩をする方法は他にもあります。汁物の汁を飲まないのもそうですが、外食時にも塩分が高い料理は選ばないとかもあります。また100円ショップなどでは、醤油スプレーなどがあります。これは醤油をかける道具ですが、醤油が細かい霧状になって出るために、醤油の量が少なくても料理全体に醤油がかけられるスプレーです。
要は、ご自分で意識して減塩を心がけるというのが必要です。最初は食品の塩分量を意識するだけでも構いません、食塩含有量が記載されている食品はたくさんありますし、ファミレスのメニューなどにもその料理の食塩含有量が書いてある場合もあります。そういったものを見て自分がどのくらい食塩を摂っているかを知ることが大切です。

また、減塩と共に塩分を輩出することも考えましょう。
夏場には汗をかくために身体の中の塩分が減って血圧が下がりやすくなったりします。適度な運動で汗をかくことによって、塩分は低下します。
それと、ミネラルのカリウムを摂ることによって、塩分であるナトリウムが排出されます。カリウムは野菜や果物、豆類などにも多く含まれます。そういったものを多く食べることもいいでしょう。
た・だ・し・・・
ここで気を付けて欲しいことがあります。皆様が飲んでいるお薬や罹患している病気によっては、運動やカリウムの摂取が制限される場合があります。そういった方は、医師や薬剤師に相談してください。

そして、大きな病院や行政などでは減塩を含めた食事療法の指導を行っています。興味がある方はそちらに連絡を入れるのも良いかと思います。

ちなみに、減塩を始めると最初は味付けに物足りなく感じますが、慣れるとそれが普通になって、普通のお弁当やお惣菜がしょっぱく感じるようになります。そうなってくると、ご自分の減塩が進んでいる一つの目安となります。
少し、減塩に目を向けて健康な生活を心がけてください。

それでは今日はこの辺で((´∀`))

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